心地よさを究めた家
家の暮らしやすさとは、いったいなんだろうか。あなたにとって暮らしやすい家は、実は、誰にとっても暮らしやすい家である。
家はさまざまな設備や部材で構築されているので、とかく複雑に考えがちだ。しかし、家を人の暮らしを支える「大きな道具」と、捉えるとわかりやすい。
古今東西、日用品として使われる道具は、その形を変えていない。とりわけ、ロングセラーなるものは同じ形のまま、今日でも売られている。
昔と現在とでは、人々のライフスタイルは大きく様変わりした。
それでもなお、たとえば定番のコーヒーポットは、昔のままの姿をとどめている。
なぜか。それは誰しもが、この形を使いやすいと感じているからにほかならない。
持ち手の握り具合がよく、注ぎ口からは一本の糸のようにお湯が流れ出し、注ぐ手を止めれば口から滴がたれることもない。そんな道具だからだ。
家の使いやすさ、ひいては暮らしやすさも、こうした道具と似ていると思う。
私たちは、家づくりのプロとしての経験と目で、あなたの、みんなの暮らしやすさを、長年研究してきた。
casaの手がける「商品住宅」には、その成果が基本設計にしっかり埋め込まれている。